ギャンブル等依存症問題啓発週間とは?
ギャンブル等依存症問題の関心と理解を深めるために、毎年5月14日から20日まではギャンブル等依存症対策基本法によりギャンブル等依存症問題啓発週間に定められています。
ギャンブル等依存症や関連して生じる様々な問題について理解することは、予防等に有効と考えられます。
ギャンブル等依存症問題
御本人・御家族向け啓発用資料
(消費者庁)
ギャンブル等依存症問題啓発週間ポスター
(内閣官房)
ギャンブル等依存症問題啓発関連コンテンツ
その他関連コンテンツ
依存症とは、アルコール、薬物、ギャンブルなど特定のものをやめたくてもやめられず、
社会生活にまで支障をきたす状態のことです。依存性のあるものを繰り返すことにより
脳のブレーキにあたる部分が壊れ、欲求をコントロールできなくなってしまう病気です。※1
回復するためには依存症患者を孤立させない環境を整えること。※2
依存症という病気を正しく理解し社会全体で立ち向かうことが大切です。
依存症は本人の意志でやめることが難しい「病気」です。本人も家族も苦しんでいます。ダメだと分かっていても、
依存症患者に対しては、「自分が悪いからだ」「なぜ何度も繰り返すのか!」と非難や叱責の気持ちが生まれます。
さらに、回復した人に対しても差別や非難がなされてしまうことが少なくありません。
今、依存症患者に必要なのは社会の理解です。
回復を信じ理解するために、まず、知ることから始めませんか?
つまずいてもまた歩き出せる社会は、誰にとっても幸せな社会です。
- ※1
- 世界保健機関(WHO)は「精神に作用する化学物質の摂取や、快感・高揚感を伴う行為を繰り返し行った結果、さらに刺激を求める抑えがたい渇望が起こり、その刺激を追求する行為が第一優先となり、刺激がないと精神的・身体的に不快な症状を引き起こす状態」と定義しています。
- ※2
- 自治体の精神保健福祉センター、保健所、依存症専門医療機関、自助グループなどが支援先としてあげられます。