依存症啓発のアウェアネスシンボルが完成しました!

依存症の理解を深めるためのアウェアネスシンボルマーク「Butterfly Heart」とは

厚生労働省は、アルコールやギャンブル、薬物などの依存症に対する偏見や差別の解消を図り、依存症患者への積極的な治療やその家族に対する支援に結び付けることを目的として、依存症の理解を深めるための普及啓発活動を展開しています。
この啓発事業の一環として、世界的に活躍されているグラフィックデザイナー佐藤卓さんに「アウェアネスシンボルマーク」を作成いただきました。今後このアウェアネスシンボルマークは、依存症に対する治療・回復支援への応援の意思を表明する象徴として広く展開していきます。

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アウェアネスシンボルマーク「Butterfly Heart」について

グラフィックデザイナー 佐藤卓
一見すると蝶に見えるこのシンボルマークは、横に繋げるとハートが現れます。繋がることによって、ハートが次々に現れるマークです。依存症の方の自立を促すために、あからさまに優しさを表現するのではなく、優しさが見えないところで支えているというマークです。この考え方に基づき、色もあえて暖かい色にするのではなく、爽やかで明るい空色にしました。この蝶のマークが、みんなで依存症を考える活動の象徴として、広く社会に羽ばたいていくことを願っています。

Butterfly Heartのデザインを担当した佐藤卓さんへのインタビューはこちら

佐藤卓さんプロフィール

グラフィックデザイナー
1979年東京藝術大学デザイン科卒業、81年同大学院修了。株式会社電通を経て、84年佐藤卓デザイン事務所設立。現TSDO代表。2018年公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会会長就任。「ニッカウヰスキーピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテキシリトールガム」「明治おいしい牛乳」のパッケージデザイン、「PLEATSPLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢21世紀美術館」「国立科学博物館」「全国高等学校野球選手権大会」のシンボルマークなどを手掛けるほか、施設や商品のブランディング、企業CIなどを中心に活動。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」総合指導、21_21 DESIGN SIGHT館長も務める。展覧会に『water』『縄文人展』『デザインの解剖展』『デザインあ展』など。著書に『クジラは潮を吹いていた。』(DNPアートコミュニケーションズ)、『塑する思考』(新潮社)、『大量生産品のデザイン論-経済と文化を分けない思考-』(PHP新書)など。